サイト内を検索する
口臭の原因と解決策 動画
当院院長:吉岡秀樹
著書・メルマガ
診療科目・相談科目
  • 一般歯科 (ムシ歯/歯周病)
  • 審美歯科 (銀歯/変色/矯正)
  • 口腔内科 (口臭/口腔乾燥)
  • 予防歯科 (栄養/定期管理)
  • 歯科相談室・回答集
診察費用・技術料
営業時間・アクセス
ブレス・デザイン デンタルオフィス 新潟県長岡市殿町2丁目3-12
あなたのPCに永久保存

RSS ATOM
メールでの問合せ
メール問合せ
ジャンル別記事一覧
関連リンク集
地域別アクセスランキング

ジオターゲティング
あなたが解決したい「お口の悩み」に関する記事を探しましょう
口臭やドライマウスなどの悩みを解決したい方(口腔内科口臭外来栄養療法
ほんだ式口臭治療 (治療例) - 渇きやネバつきの治療 - 唾液検査 - 栄養療法
黄ばみ、変色、銀歯など見た目の悩みを解決したい方(審美歯科美容歯科
銀歯を白い歯に - 変色歯の治療 - ホワイトニング - すきっ歯の治療 - 歯列矯正治療
ご自身の歯を大切にしたいと思っている方(予防歯科歯科相談・その他)
メンテナンス (PMTC) - セカンドオピニオン(歯科相談) - 顕微鏡歯科 - 根管治療
新着トピックス
無料メルマガ「健康科学部通信」を始めました (毎週配信)
フッ素配合歯磨剤の種類とスウェーデン式の歯磨き法について
フッ素配合歯磨剤というのは、日本国内の歯磨きペーストのシェアの90%を越えているそうです。
数々のフッ化物配合歯磨剤がありますが、注目してもらいたいのはフッ化物の種類と、その濃度。
またフッ素配合歯磨剤を使って効果的にムシ歯予防するための「イエテボリ法」もご紹介します。
歯を強くする効果が最も高いのはフッ化ナトリウム(NaF)です。
これがなるべく高濃度で入っているものがおすすめです。
モノフルオロリン酸ナトリウム(MFP)は市販の歯磨き粉によく使われていますが効果があまりないのでお勧めしていません。虫歯菌の数を減らす効果があるのはフッ化第一スズです。虫歯の菌が多い人にはこれがお勧めです。
フッ素で虫歯予防より引用

フッ素は、F(原子量19)でフッ素イオン濃度で比較する必要があります。
フッ素イオン濃度を調べるためには、フッ化物の分子量を知っておく必要があります。

・フッ化ナトリウム=NaF(分子量42)
・モノフルオロリン酸ナトリウム=MFP:Na2PO3F(分子量144)
・フッ化第一スズ=SnF2(分子量157)

モノフルオロ燐酸ナトリウムは”Sodium Monofluorophosphate”なので「モノフルオロフォスフェートソーダ」とも言います。

<<例>>0.4%フッ化第一スズのホームジェル

フッ素濃度(%)=0.4%×38/157=0.0968%
0.0968%=ppm×0.0001
ppm=0.0968/0.0001=968
      
ホームジェルは968ppm
フッ素についてより引用

フッ化ナトリウム配合の歯磨きペーストよりも、モノフルオロリン酸ナトリウム配合の歯磨きペーストの方が、価格的にも安いようです。良い物の方が、値段は高い・・・ということなんでしょうね。
フッ化第一スズは、スズイオンによる細菌抑制作用が期待できますが、使っていると歯が茶色くなってくることがあるので、注意が必要です。

ちなみに歯科医院で塗布する高濃度のフッ素は、フッ素イオン濃度が9,000ppmFでフッ化ナトリウムによるものです。歯科医院での処方が必要なミラノールオラブリスといったフッ素洗口液のフッ素化合物もフッ化ナトリウムで、フッ素イオン濃度は226ppmF〜900ppmFです。
※関連記事:虫歯予防に対するフッ素の効果的な使用法

フッ素配合歯磨剤に含まれるフッ化物の種類と、フッ素イオン濃度の計算がなんとなく掴めたことろで、イェテボリ法についてのお話です。
これは、スウェーデンにあるイエテボリ大学のカリオロジー学教室ドーベン ビルケート教授が推奨しているものです。
歯磨きペースト(歯磨き粉)の威力
一番の原因は「フッ化物の濃度」です。フッ化物は歯の再石灰化を即し、プラーク内の環境を変えて、虫歯の進行の妨げに絶大な効果を発揮すると言われています。ふつう、人は1日に1回〜2回歯磨きを使って歯を磨きますので、歯磨き粉にフッ化物が配合されていると、予防の面では大きなメリットがあるわけです。そしてその濃度が高ければ、より効果的であると考えられます。

 スカンジナビアで普通に手に入る歯磨き粉には通常、フッ化ナトリウム(NaF)が1500ppm配合されているようです。日本ではフッ化ナトリウムよりやや効果が劣るモノフルオロフォスフェート配合で濃度が950ppmという製品がほとんどのようです。

 歯磨き粉の使い方(トゥ−スペーストテクニック)もポイントになってきます。以下はイェテボリ大学で推奨されている通称「イェテボリ法」と呼ばれる使用法を御紹介します。

1.歯磨き粉を1.5g(小児は0.5g)ほど歯ブラシの毛先につける
2.バス法と呼ばれる歯磨き法で3分間、歯を磨く
3.コップに水を10ccほど含み、ぶくぶくと口の中隅々に行き渡るようにリンスする
4.吐き出したあとは最低2時間は飲食を控える。


 イエテボリ大学で行われた患者実験では、以上の方法で約26%歯と歯の間の虫歯が抑制されると言う結果が出ています。
歯の知識ABC イエテボリ大学カリオロジー学教室 大野純一先生の記事より引用

既出のホームジェルで計算してみましょう。
歯磨き剤1.5g中には、0.001452g=1.452mgのフッ素イオンが含まれています。
それを10cc≒10gの水でリンスするわけですから、この液体は0.01452%=145.1ppm濃度のフッ素イオンが入っていることになるわけです。

フッ素洗口であっても、100ppm以上のフッ素イオン濃度でなければ効果が期待できないといわれていますから、15cc以上の水でブクブクしてしまうと効果が期待できなくない、ということになりそうです。

同じように計算したら、子どもの場合は0.5gということですから、そのまま10ccの水でブクブクした場合、48.4ppmFということになります。
5ccの水だとしても、96.7ppmFとわずかに100ppmFに届きません。

まぁ、リンスする前に濃い目のペーストを塗布するから効果がある・・・ということなのかも知れませんが、2時間の飲食制限は意味があるのかどうか・・・。
(だったら費用対効果と手順の煩わしさから、フッ素洗口の方が良さそうに思えます)

これ以上に私が注目しているのが、唾液と虫歯の関係についてのコメント。
唾液のもっとも大切な機能の一つに「プラークの中性化」という働きがあります。砂糖を摂取したわずか2分後にはプラーク中の細菌が砂糖を代謝し、酸を産生し始めます。この「プラークの酸性化」が歯の表面の脱灰を開始します。では食事の度に脱灰するとなると、すべての歯はいつかは脱灰され尽くして、ボロボロになってしまうはずですが、そうはなりません。口の中の唾液がプラークの酸性化に歯止めをかけ、さらに脱灰で失われた部分虫歯の表面を再石灰化するためです。したがって、何らかの原因で唾液の出る量が少ない方「例えば他の内科的疾患にたいする薬の副作用や放射線療法を受けている患者さんなど」は虫歯に対しては非常にハイリスクです。

味覚形成は三歳までにという記事の中でも書きましたが、唾液には洗浄作用、殺菌作用、pH緩衝作用が備わっていますから、ムシ歯予防に関する重要な鍵を握っていると思っています。
| 予防歯科・健康医療 | 審美歯科ランキング | 相談・お問合せ | 現在の予約状況 | 友達に教える |
| 歯科治療費800万円節約術 - 今すぐできる予防体質獲得プログラム [Kindle版] |
この記事のトラックバックURL
http://www.breath-design.com/trackback/1401671
この記事と関連性が高い記事一覧
あわせて読みたい同じカテゴリーの最新記事5本