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ドライマウスやムシ歯のなりやすさは遺伝ではない!?2010.08.19 Thursday
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片方がお母さん、もう片方が娘さんの唾液検査の結果です。
赤く染まった緩衝能力の高い”良い唾液”が、お母さんの唾液。
黄色く染まった緩衝能力の低い”残念な唾液”が、娘さんの唾液。
そして、一定時間の唾液分泌量が”少ない”方が、なんと娘さんの唾液。
娘さんの口の中の環境は、自浄作用が非常に低いことが推測されます。
つまり、ムシ歯や歯肉炎などにかかりやすい口内環境に陥っているのです。
経験上、唾液分泌量を増やすことで唾液の性能も改善してきます。
唾液分泌量を増やすためには、生活習慣の改善が大きなカギを握っています。
”質の良い唾液をたくさん出す”
これが健康的な口内環境=健口のキーワードだと思います。
ムシ歯や歯周病でお悩みの方は、一度調べてみると良いかも知れません。
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2012/11/22 11:32 AM血液検査って、基準範囲にあると「問題なし」で終わりがち。 しかし、複数の検査データを照らし合わすことで、分かることもあるのです。 今日は、このような一見「問題なし」だけど「症状あり」な方、というか友人。 検査データを深読みして、隠れた問題を炙りだし新潟県長岡市の審美歯科・口臭外来
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2012/07/01 9:48 PM以前、唾液の性能(緩衝能力)についての話を書きました。 これに関して新たな知識が得られたので、お話しようと思います。 これで「唾液力」を鍛えてもらえれば、リスクが減るかも知れませんので。新潟県長岡市の審美歯科・口臭外来