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歯石沈着とカルシウムパラドックス
歯石とは、歯垢が石灰化(カルシウム沈着)して硬くなったもの。
約80%はリン酸Ca、リン酸Mg、炭酸Caなどの無機質、残りが有機質と水。
有機質成分はおもに口腔内細菌の菌体です。

さて、それが大量に捕獲できましたのでお見せしましょう。
歯石 カルシウムパラドックス

歯石の形成は、唾液(だえき)とも密接な関係があります。
唾液のpHが上昇してアルカリ性に傾くと、石灰化が促進されます。

と言われていますが、唾液中のカルシウム濃度も関連するハズです。
唾液のカルシウム濃度が高ければ、沈着しやすいと考えられます。

一見矛盾して思えるかもしれませんが、
カルシウム不足だと唾液中のカルシウム濃度が上昇します。これが…

カルシウム・パラドックス

1. 血液中のカルシウム濃度が低下(摂取不足や過剰な糖の影響)
2. 骨からカルシウムを取り出し、血液中のカルシウム濃度が上昇。
3. 血液中のカルシウム濃度を抑えるために、カルシウムを排出。
4. 唾液などの体液中のカルシウム濃度が上昇。
5. 過飽和状態になったカルシウムは、結晶化(石灰化)。

こういう流れで起きるのですが、考え方によっては
「カルシウム濃度のコントロール不良状態」だから起きるともいえます。

カルシウムのブラザーミネラルと呼ばれるマグネシウム。
カルシウムを利用する際に必要となるビタミンDやK。
これらのビタミンやミネラルが不足がちなのかもしれません。

歯磨きなどによるプラークコントロールが悪ければ、
歯石は付きやすくなりますが、こういった体内の問題も隠れているかも。

「定期的に歯石を取ってもらってますっ!」

って、そんなに歯石は頻発には付きませんからね。
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