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抜歯宣告されてしまった歯のレスキュー(根管治療)
不思議なもので、同じような悩みで来られる方って続くんですよね。
最近増えつつあるのが「抜歯しないといけないと言われた」という方々。

「さすがにどうにもならないよ」というケースもありますけれど、
これなら「頑張ってみる価値はあるんじゃない」というケースもあります。

今回は、後者の頑張ってみたケースを紹介します。
根管治療 抜歯

・ とっても太いメタルコア(しかも軸がズレてる)
・ 根管に横穴があいてそう(パーフォレーションの疑い)
・ 根管充填がうまくいってなくて、根尖病変がある

これだけ揃ってきちゃうと、抜歯宣告されても仕方ない?! (画像左上)

ただ、横穴が比較的上の方なので、なんとか修復できるかな…
そして、根管治療もやり直せるだろう、と手をつけることにしました。

マイクロスコープをフル活用して、根管治療をやり直し、
根管壁にできていた横穴を修復し、白い被せものを装着して終了。

長持ちするといいなぁ…

ちなみにこの方は、糖尿病の治療中でした。
特にこれといった食事指導もされておらず、ご自身で糖質制限を選択。

「一週間の食事記録」を見せてもらったところ、
「糖質制限から入った人が陥りやすいワナ」にかかっていましたね。

そこで「くびれしぴ」をアドバイスしてみたところ、
体重は落ちるわ、歯肉からの出血は治まるわで効果覿面でしたね。

いくら根の治療を頑張っても、歯周病で歯を失ったら本末転倒。
「なぜ、こうなったのか」に対するアプローチもしないと、ねっ!
posted by: 歯科医師・栄養解析士 吉岡 秀樹 | 根管治療・一般歯科 | 13:34 | - | trackbacks(0) |
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