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上顎大臼歯の根管治療

根管治療って、なかなか難しいです。

センス? 丁寧さ? がモノを言います。


キレイに治療してあると、結果もよい。

雑な治療をしていると、結果もイマイチ。


最近、雑な治療をよく見かけるようになって

ふとこんなことを書きたくなりました。


キレイな治療をするためには、

やはり知識も大事だと思うんですよね。


そこで、上顎大臼歯の根管治療について。

雑な治療だと、ここに差が出る気がします。


差が出やすいと感じるのは、近心頬側根。

三本ある歯根のうちの、手前の頬側の根。



写真の左側が近心頬側根へのアプローチ。

右側が遠心頬側根へのアプローチです。


器具を挿入する角度が違うのがポイント。

近心頬側根は、器具を入れにくいんです。



根管治療をするための削り込みが足りないと

器具の挿入角度が、さらにキツくなります。


治療がやりやすいか、やりにくいか。

やりやすい方が、当然、良い結果が出ます。


そのためにも、治療時間はある程度必要。

短時間では、やれないことも多くなります。



入り口しか触れてなかった近心頬側根。

ちゃんと根の先まで掃除が行き届きました。


時間をかけて、丁寧にやったからですね。


逆に言えば、時間を確保できなければ

どうしても雑になる部分は出てきますよね。

posted by: 歯科医師・栄養解析士 吉岡 秀樹 | 根管治療・一般歯科 | 06:50 | - | trackbacks(0) |
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